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nikki

(できるだけ)写真を載せずに書くところ

真面目な日本人

暑い暑いと言っていたら、お盆が過ぎて8月も半月以上経ちました。
このままいくと、あっという間に9月。

お盆まえまでは、終戦70年ということもあり、例年以上に戦争についての番組やネットの記事が多かったです。
マスメディアのものを見ると、判で押したような「戦争はいけません」の大合唱でした。
それもメディア自身が言うのではなく、直接経験したひとに言わせている。
ああいう「見ているひとに物言わせぬ」やりかたって、本当にマスメディアらしいですね。

そんな、悲惨な経験したかたに正面切って、誰が反論できるでしょうか。
こういうの、世論誘導っていうんだなあとおもいました。

戦争中、軍部に右ならえだったころと、ほとんど変わっていない気がします。

もちろん、誰でも「戦争がいい」とはおもっていないはずです。
実際問題、好戦的なタイプってそうそういません。

でも、いままでの歴史を鑑みたり、今でも世界各地で起こっている紛争を見るにつけ、戦争という手段に訴えて問題を解決する場合がある、という現実があるのは揺るぎません。
それが理性的な判断でなくても、そのときの政権の愚策だったり、暴走だったりで、結果的に戦争になってしまうケースは、おそらく地球上の民族であれば、どの民族にも生じていることだとおもいます。

今の日本人の傾向を見るに、そういう冷静な分析なくして、おもに感情的な面で「誰もが辛い目にあうんだから、戦争をやめよう」と言っているようにおもいます。

それは、先の太平洋戦争で、「日本が米国や東アジア諸国に対して一方的に戦争をしかけた、悲惨な経験をさせた」という負い目があるからか、とおもったりします。

そうすると、その一点について、日本人は戦争をしかけたひとたちの子孫として、これからもずっと「もう戦争はしません!」と言い続けなければならない、ということなんでしょうか。
たぶん、マスコミはそう期待しているんでしょうね(そうとしか見えないから)

でも、日本以外の国を見ていると、「どういう手段であっても、戦争だけは国際紛争の手段としてつかってはならない」とは、おもっていないとおもいます。
米国なんかしょっちゅう(?)空爆してますし。
韓国も北朝鮮が本格的に攻めてくると、反撃しない(戦争しない)ことはありえないでしょう。

(かつて、フォークランド戦争というイギリスとアルゼンチン間の戦争がありましたが、イギリスを非難する大合唱は日本ではほとんど起きなかったと記憶しています)

日本人は、そういう現実を現実としてとらえきれていない。
非常に真面目に、先の戦争の反省として、戦争=植民地支配に直結してかんがえ、「戦争しかけた国もされた国も、辛い目にあうのは国民だからやめよう」と。

非現実的なのか、生真面目すぎるのか、あるいはその両方がごっちゃになっているんだろうな、とおもうわけです。

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